jQuery

jQueryが選ばれる理由

jQueryの特徴として、
通常のJavaScriptとは異なる方法でJavaScriptの命令を記述できるという点がある。
JavaScriptの複雑な知識を必要しないことと、
Webデザイナーにとっての最大の利点は、CSSにとても近い記述方法を採用していることである。

jQueryを使えば極めて短いコードでダイナミックな表現ができる。
しかも、記述されているコードもCSSに近いのでWebデザイナーに馴染みやすく、理解しやすい。

$("dd:not(:first)").css("display","none")

このコードは、
「最初(:first)以外(:not)のdd要素のCSSのdisplayプロパティの値をnoneにする」
ということを表している。

その他の、jQueryの利点

  • jQueryは、非常に軽量なJavaScriptライブラリーで、
    ファイルサイズは55.9KBしかない。
    そのため、Webページの読み込み速度にほとんど影響をあたえることはない。
  • 主要なWebブラウザーに対応している“クロスブラウザー設計”をとっているため、
    ブラウザーによるJavaScriptの実装の差異を意識せずに使える。

jQueryを使うにあたっての注意点

jQueryは、すでにprototype.jsやMooToolsを利用しているWebページには導入できない。
コンフリクト回避の処理をすればできないことはないが、
基本的には他のライブラリーと同時に使用しないほうが良い。

WebデザイナーのためのjQuery

最近のWeb業界では、「使いやすいUI」へのニーズが高まっている。
多くの場合、FlashやJavaScriptなどのプログラミング知識が必要だが、
そこに一石を投じたのが「jQuery」である。

jQueryとは、Webデザイナーにとっての扱いやすさを重視して作られた
JavaScriptライブラリーである。

jQueryを利用すれば、これまでプログラマーの知識を借りていたUIを、
デザイナーがCSSやHTMLの延長として作れるようになる。

jQueryの勉強を開始します。


今までも何度か勉強し、実際にjQueryを利用していますが、
まだ基礎的な部分がわかっていません。
今回集中して勉強して、基礎をしっかり理解し、
何となくコードをコピペするのではなくしっかりそのコードを理解しながら
jQueryを使っていけることを目標にやっていきたいと思います。
今回の勉強に使うテキストは、
右の「Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門」です。
jQueryの入門書として有名で評価も高い本です。